PASS THE BATTON(後編)

PASS THE BATTON というイベントのつづきです。

私は熊本の「ヤマチク」というお店の菜箸が気に入り、
1本ずつバラ売りの色の組み合わせは自由ということで
数ある中から2色を選ぶのに迷ってしまいました。

子供向けの出店は少なく娘はだいぶ飽きていましたが、
コクヨの「透明クレヨン」と植物のガチャを見つけて購入しました。
「透明クレヨン」は半透明の色がついて描き心地が滑らかで
塗り絵も下絵が消えずに残るという代物でクレヨンの概念を覆す商品でした。
他にはお絵かきコーナーでひたすら絵を描いたりして
それなりに楽しんだようでした。


飲食スペースは基本屋外だったので、
お昼はキッチンカーのカレーを戸外で食べたのですが、
カレーが辛くてご飯のところだけ食べ、暑い中でよく付き合ってくれました。

コクヨのオフィスで面白かったのは、トイレが男女一緒だったことです。
個室が並んでいるだけのトイレで、トイレ全体の入り口は一つだけ、
ガラスでゆるやかに廊下と仕切られているだけでとっても開放的で、
時代は進んでいるんだなあと感じました。


全体的におしゃれで素敵なものばかりでしたが、
ちょっと手が出ないような高価な商品も多くありました。
それでもイベントは大盛況で、帰る頃には大変な賑わいでした。
アパレル業界の廃棄の問題は、仕組み的に避けられないんだろうなと
どうしようもない問題かと思っていましたが
こうしてサステイナブルな取り組みが沢山の人の賛同を得て
ビジネスとしても成り立っているのに感心してしまいました。
倉庫=古い、傷物=マイナスのイメージも、
コンセプトの伝え方次第で「オンリーワン」の価値に生まれ変わるのですね。
面白かったです。

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。